様々な機種を試してみたい人、高スペックなスマホを使いたい人は白ロムで乗り換えを!
色々な機種を自由に試せるのが格安SIMのメリット!おすすめは「白ロム」
日本では大手キャリアを通じて、スマホ端末を回線とセットで購入するのが一般的です。しかし、格安スマホなら必ずしも一緒に購入する必要はありません。SIMカードのみを回線契約し、端末は別途自分が好きなものを選ぶことができるのです。
大手キャリアでは、端末の分割支払いが残っていて機種変更ができず、同じ端末を使用し続けている…ということが多々あります。仕方ないと思いつつも、できれば2年縛りにとらわれず、スペックの違う色々な機種を試してみたいという人も多いのではないでしょうか?それなら「白ロム」を使って格安SIMを契約することをおすすめします。
「白ロム」とはSIMカードが抜かれた状態のスマホ端末のことで、過去に発売されたものを含め幅広い機種が揃っています。未使用で新品同様の状態の端末から、少し傷が入っている分リーズナブルな端末まで多種多様です。これらは中古品という扱いになりますので、新品の状態で購入するよりもネット通販・中古ショップなどで安く手に入るのです。
端末の性能にこだわるならSIMカードのみ契約
MVNO事業者では格安スマホ端末と回線をセットにしたプランを提供していますが、性能・スペック・デザインなどにこだわって自分の好きな端末を選びたい場合は、まずSIMカードのみのプランを契約し、端末はネット通販や中古ショップなどで好きな白ロムを選んで購入するのがおすすめです。
新機種発売後の値下がりしたキャリア向け旧モデルなどに目を向ければ、防水・おサイフケータイ・テレビ機能などが付いたハイスペックでお得なスマホを手に入れることができます。MVNOの通信規格さえ合えば、現在使い慣れているスマホをそのまま使用して、SIMカードを入れ替えるだけで格安SIMに乗り換えることも可能です。購入前にはMVNO事業者のサービスのWebサイトで、動作対応機種かどうかを確認しておきましょう。
大手キャリア解約可能月の人は「2年縛り」から解放されるチャンス
格安SIM乗り換えの大きな壁!大手キャリアの「2年縛り」の仕組みとは
大手キャリアを利用している人が他社になかなか乗り換えられない理由として、いわゆる「2年縛り」のルールがあることが筆頭に挙げられます。大手キャリアで毎月の支払い額を安くするためには、ほとんどの場合2年契約を結ぶ必要があります。しかし2年契約を結んでしまうと、途中で解約したい場合は約1万円もの解約金を支払わなければなりません。
そこでややこしいのが、解約金を支払わずに解約するためには、更新月に申し込まなければならないこと。そのタイミングを逃してしまうと2年契約の期間が自動的に延長されてしまい、また2年後の更新月を待たなければなりません。これが、大手キャリアがユーザーをできるだけ長くつなぎとめようとする2年縛りの仕組みです。
今すぐ更新月をチェック!違約金なしで乗り換えるチャンスを逃さない
大手キャリアの2年縛りに納得がいかないなら、格安SIMに乗り換えるのも選択肢のひとつです。MVNOは2年縛りを設けていないことが多いので、格安SIMを利用すれば不自由な2年縛りから解放されることになります。
MVNOの音声通話付きSIMは最低利用期間が定められていますが、その期間は5〜12ヵ月程度が一般的で、1年以上使えば解約金は一切かからないことが多いです。「今ちょうどキャリア2年縛りの更新月」という人は、違約金なしで格安SIMに乗り換える絶好のチャンスです。
大手キャリア3社とも無料解約期間が2ヵ月に延長されたことから、格安SIMへ乗り換えることがより簡単になりました。このチャンスを逃さず、ぜひ格安SIMを検討してみましょう。ご自分の解約月がいつなのか(契約満了月)は、キャリア各社のホームページや店舗で調べることが可能ですので、一度確認してみてください。
自宅・職場にWi-Fi環境が揃う人なら容量も気にせず快適!モバイルルーターとの相性も抜群
格安スマホで通信料を削減するなら「Wi-Fi接続」が節約のカギ
格安スマホで月に1〜2GBの容量プランは月額使用料が安く人気ですが、Web動画などを再生すればすぐ上限に達してしまい、追加容量の購入は割高です。そこで通信料を抑えるための手段として、Wi-Fi環境が揃っていると便利です。無料の公衆無線LANサービスやコンビニなどで使えるWi-Fiスポットもありますが、利用できる場所が限られているのがネック。
自宅か職場でWi-Fiに接続できるという人は、格安SIMに乗り換えても大容量データ通信を我慢せずに楽しめます。メールやネットはモバイル通信、アプリダウンロードや動画の視聴はWi-Fiを積極的に使う、というように使い分けて通信料金をコストカットしましょう。
モバイルルーターがあればいつでもどこでも快適に使える
今からWi-Fi環境を揃えるなら、特におすすめなのがモバイルルーターです。モバイルルーターがあれば、自宅はもちろん外出先や旅先など、いつでもどこでもWi-Fi環境が手に入ります。外出先で動画をたっぷり見たい日は、モバイルルーターを持ち歩いてつなげれば安心です。
もちろん、自宅でパソコンとスマホを同時に接続して、家族みんなで利用することも可能。モバイルルーター提供事業者の対応エリアは、ホームページなどであらかじめ調べることができます。Wi-Fi環境を手に入れたら、通信料を確実に節約するため、モバイルデータ通信を使った自動更新・自動同期はオフに設定しておきましょう。
例えばAndroidではアプリの自動更新をオフにしておくと、Wi-Fiに接続したときだけ更新を実行することができ、通信料をカットできます。自宅ではWi-Fiに接続してスマホを使う習慣を心がけると良いですね。アプリダウンロード・ソフトウェアアップデート・動画や音楽の再生など、データを多く消費しそうな場面ではモバイルルーターを有効に活用しましょう。
ガラケーユーザーは初めてのスマホデビューに最適!通信速度もストレスフリーで満足のスマホライフ
ガラケーユーザーのほうがストレスフリーで乗り換えられる可能性が高い
「現在はガラケーを使っているが料金が安ければスマホに乗り換えたい」という人もいるはずです。「初心者だからサポートが充実した大手キャリアのほうが安心」と考える前に、ここは最初から格安スマホ・格安SIMを検討してみましょう。
「いきなり格安スマホにして大丈夫?」と思うかもしれませんが、むしろガラケーユーザーのほうが乗り換えたときの満足度は高いかもしれません。大手キャリアに比べて遅いとされる格安SIMの通信速度ですが、これは初めてスマホを使い始めるガラケーユーザーにとっては、大手キャリアと比較しようがないので通信速度に大きな不満を感じることは少ないはずです。
もちろん普段の利用の仕方によってストレスの感じ方は違ってきます。メールやネット閲覧が中心で動画をほとんど見ない人なら、ストレスフリーで十分快適に使えるでしょう。格安SIMの敷居は決して高くないので、ガラケーを使用している人はぜひ格安SIMを検討してみてください。
MVNO各社が提供するプランは様々!各プランを比較・検討して選ぼう
MVNO各社は、1ヵ月間に通信できる容量や通信速度の異なるプランを数多く用意しています。今使っている端末の使用状況などから、ご自分の使い方にぴったり合ったプランを選ぶことが大切です。各社が提供するプランは「音声通話SIM」「データ通信専用SIM」「端末付属SIM」の3種類に分かれます。
音声通話SIMはメインとして使う端末向きで、MNPによる転入も可能です。データ通信専用は、通話をしないスマホとして2台目の利用に向いています。端末付属SIMは大手キャリアと同じように、通信料金と端末代金をセットで支払える場合がほとんどです。各プランをじっくりと比較・検討した上で、ライフスタイルに合わせて選びましょう。