アプリを見なおして電池を長持ちさせる方法
不要なアプリは削除する
スマホの利便性をアップしてくれるアプリですが、バックグラウンドで動作するアプリはインストールしておくだけで無駄に電池を消費してしまいます。不要なアプリはどんどん削除し無駄な電池消費を抑えましょう。たまにしか使わないアプリに関しては、インストールしておくよりもその都度ダウンロードしたほうが電池消費は改善します。いつか使うと思っているアプリの出番はほとんどありません。一度アプリのインストール状況を見なおしておきましょう。
メモリ解放アプリは要チェック
不要なメモリを開放してスマホの動作性を改善してくれるメモリ解放アプリですが、アプリによっては電池を大量消費してしまいます。どんなに軽いものでも電池持ちには影響するので、効果を実感できないメモリ解放アプリは削除してしまいましょう。
通知設定を見直す
アプリの通知設定は状況が変わったことをリアルタイムで知らせてくれる便利な機能ですが、通知設定をオンにしているとアプリの電池消費量は増大します。どのアプリもインストール時の初期設定は通知オンになっているので、通知が必要ない場合はオフに設定しなおしておきましょう。
バッテリー監視アプリで電池状況をチェック
バッテリー監視アプリは電池消費量をチェックできる便利なアプリです。時間ごとの消費電力の推移やアプリごとの消費量を確認できるので、電池状況を最適化するのに欠かせません。ただし、バッテリー監視アプリ事態の消費電力によって電池持ちが悪くなるケースもあります。ある程度改善が終わったら削除しておきましょう。
裏で通信するアプリには要注意
バックグラウンドで自動通信するアプリは電池持ちを悪くする大きな原因です。電池持ちだけでなく通信速度にも影響するので設定を見なおして通信を不許可にするか、必要がなければ削除しましょう。
本体設定を見なおして電池を長持ちさせる方法
不要な通信をカットする
スマホは通信時に大きく電力を消費します。通信の消費電力は通信先との距離が離れているほど大きくなるため、Wi-Fiよりもモバイル回線のほうが余計に電力を消費します。Wi-Fi環境での自動切り替えが不要なら外出時はモバイル接続、自宅や職場ではWi-Fi接続とこまめに接続設定を切り替えましょう。両方オンにしておくよりも電池を節約できます。
位置情報の設定変更
スマホの位置を測定するGPSは電力を大きく消費する機能です。位置情報が不要な場合はオフにして問題ありませんが、一部のアプリでは位置情報が取得できないと機能が制限されてしまいます。電池消費を抑えつつ現在地を取得したい場合は、GPSを使わず基地局情報などで測定するバッテリー節約モードに設定を変更しておきましょう。精度は下がってしまいますが電池持ちは長くなります。
ディスプレイ設定を見直す
ディスプレイはスマホの全消費電力の中で最も大きな割合を占めています。明るさを下げるほど電池持ちは改善しますが画面が見難くなってしまうので、明るさの自動設定を選択しスマホに最適化を任せましょう。ただし、一部の格安スマホは明度センサーの性能が低く、明るさが最適化されません。そのような場合は自分でちょうどよい明るさに設定することで無駄な電池消費を抑えられます。
本体設定では対処できない「セルスタンバイ」
キャリアスマホでも格安スマホでも本体設定見直しの効果は発揮されますが、一部端末はMVNOの格安SIMと相性問題が発生する可能性があります。バッテリー消費状況の項目で「セルスタンバイ」という項目が大きな割合を占めていた場合はMVNOの格安SIMと相性が悪い証拠です。SMS無しのデータ専用格安SIMだとセルスタンバイ問題が発生しやすいいので、改善には格安SIMの契約を見直す必要があります。安さだけならデータ通信専用プランですが、セルスタンバイ問題も含めてプランを比較しておきましょう。