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必見!自分に最適な格安SIMを選ぶ方法!

格安SIMにした方がいい人

通話頻度が少ない

格安SIMの場合、通話料が割高というデメリットがあります。基本的に20円/30秒の通話料金がかかりますが、通話をしなければ通話料は発生しません。大手通信キャリア3社だと、高額なかけ放題プランなどの定額プランに加入しなければならないので、通話をしなくても定額料金を支払わなければなりません。

つまり通話が少ない人は、格安SIMにした方が断然料金負担が少なくなります。実際仕事などでスマホを使う人以外、通話を頻繁にする人はあまりいないと言えます。大手通信キャリア利用者の約8割が1か月に30分も通話していないというデータもあります。しかもLINEなどの無料通話アプリを使えば、格安SIMの高い通話料を支払う必要もありません。

初めてスマホにする

初めてスマホを持つようなユーザーは、比較的機種にこだわりがない人が多く、料金負担も少なくしたい人が多いので、MVNO各社で販売されている「端末と格安SIMのセット」を購入するとお得です。通話も少ないライトユーザーが多いので、格安SIMのメリットは増します。

親が子どもに初めてスマホを持たすようなケースに、格安SIMはピッタリかもしれません。

2台持ちをする

スマホやタブレット、iPhoneやAndroidといった具合に、複数の端末を状況に応じて使い分けている人も多いと思います。仕事で頻繁に通話をする人は、1台は通話専用で大手キャリアのかけ放題プランに加入し、もう1台は通信専用で格安SIMのデータ通信専用プランに加入すると、料金負担が少なく済みます。

2台目を格安スマホにしてゲーム専用機にしたり、もう1台最新機種や違ったテイストのスマホがほしい人にも、格安SIMはピッタリです。

端末で動画の視聴や大容量のダウンロードをしない

格安SIMは、大手通信キャリアと比較すると、通信速度が遅いと言われています。MVNOにもよりますが、特に平日のランチ時や、通勤時間帯などは、遅くなるという評価が一般的です。しかし、大容量の動画などを視聴せず、普通にインターネットを利用する分には特に不自由を感じることはないので、格安SIMのコストパフォーマンスを取った方がお得です。

海外でも安く使いたい

基本的に格安SIMの端末はSIMフリー端末なので、自由にSIMカードの抜き差しができます。海外に行った時も、現地のSIMカードを使えるので、高額なローミング料金を負担する必要がありません。旅行やビジネスなどで、海外に行くことが多い人には、格安SIMがオススメです。

大手通信キャリアにした方がいい人

通話が多い

仕事などで頻繁に通話をする人は、大手通信キャリアのかけ放題プランがお得です。ただし最近はMVNO各社で、5分以内の通話であれば、定額料金を払うと何度でもかけ放題になるサービス「5分かけ放題」など、かけ放題プランも出てきました。

店舗でアフターサービスを受けたい

もちろん格安SIMでもアフターサービスは受けられますが、店舗を構えているところが少ないので、ショップで直接対面でのサービスを受けることができません。故障や修理はもちろん、スマホの操作方法など、直接ショップでのアフターサービスを希望する人は、店舗の多い大手通信キャリアがいいでしょう。

高速の通信速度が必要

頻繁に大容量の動画やファイルを扱ったり、時間帯を問わず安定した通信環境を求めるのであれば、大手通信キャリアの方が安心です。ただし最近になって、大手キャリア並みの回線クオリティを実現する格安SIMも出てきましたし、よっぽどのヘビーユーザーでない限りは気にならないと思います。

キャリアメールを使いたい人

格安SIMにすると、「@docomo.ne.jp」「@ezweb.ne.jp」 などのキャリアメールは使用できなくなります。LINEやGmailで代用すれば特に困ることはないと思われますが、ガラケーの人にメールを送る際、ブロック機能によってメール送付ができなくなったり、一部にはキャリアメールでないと登録できないサービスなどもあるようです。キャリアメールにこだわりのある人は、大手通信キャリアの方がいいでしょう。

格安SIMを選ぶ際のポイント

最近は新たに参入したMVNOも増え、今や何十社もあるMVNOの中から、複雑さを増してきた数あるプランの内容を正確に把握して、自分に最適な格安SIMを見つけるのはなかなか難しいことだと言えます。正確な情報収集を欠かさずに、どうせなら100パーセント納得できる格安スマホを取得したいものです。

無料通話オプションは付いているか?

「5分かけ放題」など、楽天モバイルやIIJmioなどで、数分間の短い通話が無料になるオプションがあります。長電話はしないまでも、発信頻度が高いユーザーには嬉しいオプションです。

大容量通信に対応可能な、大容量プランや使い放題プランがあるか?

最近流行りの動画配信サービスの利用も増える中、月20GBを超えるような大容量プランや、楽天モバイルやU-mobileなどデータ通信が使い放題のプランを提供するMVNOが増えています。格安SIMでも容量を気にせず、動画などを楽しみたい人には重要な判断基準になります。

SNSなど特定のデータ通信が無料になるか?

最近サービスを開始したLINEモバイルでは、LINE、Twitter、Facebook、InstagramなどのSNSが使い放題で楽しめます。BIGLOBEでも、YouTubeや音楽配信サービスが通信料が無料になります。熾烈な競合の中で、こういったサービスの差別化は今後も続くと思われるので、動向を注視する必要があります。

家族で使うアドバンテージがあるか?

IIJmioでは、家族間の通話が割引になったり、家族間で通信容量をシェアできるサービスがあります。「みおふぉんダイヤル」というIIJmio専用アプリを使えば、通話料が半額になり、家族間なら最大60%オフになります。スマホや携帯電話に家族割引はつきものなので、各社のサービス内容をしっかり比較検討したいものです。

通信速度は速く安定しているか?

通信速度については、なかなか客観的な比較が難しいですが、UQ mobileは通信速度を売りにしており、実際にユーザーから良好な評価も得ています。

U-mobileに関しては、通信速度の上限が抑えられがちな使い放題プランにおいても安定した通信環境を実現できています。また最近参入したLINEモバイルも、まだ利用客が少ないこともありますが、良好な通信速度を計測しており、ユーザーの期待度は高まっています。

今後の格安SIM

以前は一部のスマホに詳しいユーザーしか使っていなかった格安SIMですが、今や老若男女が格安スマホを使いこなし、急速にその市場を拡大させています。MVNO各社の競争も激化し、サービスの差別化が進んでいます。

安いだけではない、プラスアルファの何かを期待したいですし、ユーザー目線でのサービス内容の向上が待たれます。また格安SIM市場の活況が、いい意味での価格競争になって、大手通信キャリア3社の料金面での改善につながることを祈りたいです。いずれにしても、SIMロック解除が義務化されて以降、急速にスマホユーザーの選択肢が広がったことは大変喜ばしいことだと思います。

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